お客様にあったカラーをご提案!
ヘアカラーのかぶれ、アレルギーを防ぐには、基礎知識をつけておくことが大切です。もちろん美容師はしっかり勉強しています。皆さんも知っておく事でダブルで予防できるので、今回はちょっと難しい話をしましょう。
まずカラーで起こりうる、頭皮トラブルは大きく分けて二つあります。
皮膚に何らかの刺激や毒性のある物質が触れることで、起こる”かぶれ”の事を、接触性皮膚炎といいます。
そして、接触性皮膚炎は、刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎に分類することができます。
ヘアカラー剤に含まれる成分の一部に、これらの接触性皮膚炎を引き起こす恐れのあるものがあります。
刺激性接触皮膚炎と、アレルギー性接触皮膚炎は赤みやかゆみといった軽度の場合の症状は似ていますが、原因や発症メカニズムは異なりますので、それぞれについて解説していきます。
刺激性接触皮膚炎
刺激や毒物のにより誰にでも起こり得る皮膚炎。刺激性接触皮膚炎は、原因物質の刺激や毒性によって起こり、アレルギーに関係なく誰にでも起こり得るもので、代表的な原因としては、洗剤、植物や虫の毒などが挙げられます。発症のメカニズムは、薬剤などにより皮膚が刺激を受け、炎症が起こります。
カザックで行なっている対策
☆カラーの前にシャンプーで頭皮をこすらない。
☆直接カラー剤がつかないように、頭皮に保護オイルを塗布する。
☆カラーを塗るときに優しく塗る。
☆肌が弱い方にはカラー剤を頭皮につかない塗り方をする。
などなどいろんな形で対応させて頂いてます。なので前にしみた事がある方や、寝不足が続いてる方、疲れがたまっている方も刺激性接触皮膚炎が起こりやすくなります。こちらからおうかがいしますので、気にせず言って頂ければ対応させて頂きますし、一緒に最善の方法を見つけていきましょう。
アレルギー性接触皮膚炎
アレルギーを持つ人に起こる皮膚炎。アレルギー性接触皮膚炎は、原因物質に触れる事で起こります。そのメカニズムは、皮膚に進入した薬剤などが、皮膚のランゲルハンス細胞に促され、抗原情報として認識され、それがリンパ節のT細胞にアレルギー情報を伝達し、T細胞が増殖すると、アレルギーが成立します。
カザックで行っている対策
☆アルカリカラーを避け、ヘアマニキュアを充実させて対応させていただきます。
とはいえ、アレルギー性接触皮膚炎の方はカラーを避けた方が良い方もいらっしゃるので注意が必要です。
美容師側からも色々提案させていただきますが、一緒に最善の方法を考えて、お客様一人一人に合った施術を見つけ出して、ヘアカラーやオシャレを楽しみましょう。
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